この記事では「これさえやっておけば安心」な「小学校教員が冬休みにやっておくべきこと」をまとめました。
怒涛の2学期を乗り越えようやく一息つける冬休み
冬休みは夏休みに次いで、小学校教員が年休を使える数少ない機会ですね。
だいたい2週間前後。
しっかり休んでリフレッシュしつつ、3学期にあわててしんどい思いをしないようにできる準備はしておきたいところです。
「何かしておかないといけないことがある気がするんだけど・・・。」と引っ掛かりがあると、思いっきり羽を伸ばせませんよね。
特に経験年数の浅い先生は、何をしておくべきかよくわからないこともあるのではないでしょうか。
今回は、充実した冬休みを過ごすために、3学期以降をスムーズにするために、「小学校教員が冬休みにすべきこと」を⚪︎点まとめていきます。
1.各教科1単元ずつの単元計画
一つ目は「各教科1単元ずつの単元計画を立てる」です。
「夏休みにやっておくべきこと」でも触れましたが、これ、みんな思ってるけどできないことですよね。
自分もやったほうが良いとわかっては思ってはいたものの、なかなかできませんでした。
なので、ここではあくまで「単元計画」だということを強調しておきます。
細かく計画を立てるのではなく、ざっくりとした「計画」を立てることを目標にしましょう。
・大体何時間ぐらい使うのか
・各時間の目標(何をするのか)
ぐらいでOKです。
2.2週分の週案
ざっくりした単元計画が立てれたら、それを元に「週案を2週分」くらい作りましょう。
学期初めにすることも含めて、2週分の時間割を組んでおきます。
宿題の予定や、会議の予定、分掌・提出物等の締切といった入力できるものは全て入力しておきます。
3.2週分の授業略案
終案が立てられたら、次は2週分の授業略案です。
もちろんご存知の通り、2週分の授業をできる状態にしようと思うと、かなり時間がかかります。
取り掛かるのも、やり切るのもすごく大変です。
ましてや冬休みに突入すると、やはり気が抜けてしまいますしね。
ただやはり、これをやっておくと、3学期がものすごく楽にスタートできます。
休みが明けて、仕事のペースが戻り切らないまま子どもたちの登校が始まるととてもバタバタしてしまいます。
何より、「3学期の準備はできてる!一旦全部忘れて年末年始をゆっくり楽しもう!」と思えると、気持ちがかなり楽になります。
「とりあえず仕事納めをしたけど、3学期の授業がまだ・・・。」と頭の片隅にあると、心が休まりきりませんよね。
4.3学期の校外学習の確認
続いて「3学期の校外学習の準備、確認(、計画、予約、下見)」です。
計画、予約、下見については冬休みには基本的に終わっているはずです。
ただ、夏休みなど、かなり前に済ましてしまっており、記憶が薄くなっていることもあるかと思いますので、内容を簡単に確認しておきましょう。
たまーに、電車の予約し忘れなんかが出てきたりします。
準備、確認するべきことは以下の通りです。
・いつ、どこへ行くのか
・行動予定
・本番の予約を取ったか
・しおりを作る(日程、時程、持ち物など)
・付き添いの先生を手配は済んでいるか
・交通機関の予約を取ったか
・校外学習の届けを出したか
・事務員さんにお金の段取りを頼む
5.3学期分の学年だよりの作成
5つ目は「3学期分の学年だよりの作成」です。
職員会議で行事予定が確定するたびに作らないといけない「学年だより」。
学期中は「もう次?」となりますよね?
あらかじめ大まかに作っておくとかなり負担を減らすことができます。
時間も、メンタルもです。
さらに3学期の見通しを持つことにもつながります。
1・2学期、先々を見通せなくて困った方はぜひやってみてください。
6.3学期の大まかな時数カウント
続いて「3学期の大まかな時数カウント」です。
やるべきことは以下の通りです。
・週案(白紙の素案)を学期分用意する
・すでに決まっている行事、短縮時程、祝日などを記入
・大体の成績の提出期限を確認
・各教科何時間ずつあるのかカウント
・各教科に何時間くらい使えるか把握
・できれば各単元に何時間かけられるか把握
1・2学期、成績の提出期限がギリギリだった方もいるのではないでしょうか。
これをするだけでかなり改善することができます。
7.校務分掌関係
次に「大物の校務分掌の立案」です。
卒業式や卒業生を送る会、新入生を迎える会といった、大きめの校務分掌は冬休みのうちに立案しておきましょう。
3学期が始まってからだと、かなりの残業の原因になってしまいます。
また、たくさんの先生が関わるものや、管理職の許可が必要なこともあるでしょう。
特に3学期は、インフルエンザも含め感染状況に応じて考える必要があるので、例年通りには行かない場合もあります。
本命のパターンを作って、状況に応じたパターンもメモ程度で考えておくと安心です。
また、分掌によっては書類やレポートの提出のあるものもあるかと思います。
埋められる箇所は埋めておくととても楽になります。
8.印刷物の大量印刷
これは説明不要かと思います。
夏休みとも同様です。
音読カードや感想用紙、百ます計算など大量に使うこと間違いなしのものを冬休みのうちに刷っておきましょう。
休み中は学期中よりも印刷機の競争率も低いですしね。
定時退勤が近づきます。
9.指導要録所見の記入
9つ目は「指導要録の所見の記入」です。
夏休みにはできる範囲でというところではありましたが、冬休みはできる限りやっておくことをお勧めします。
今はデータ入力が主流なので、訂正はいくらでも効きます。
ひとまずは全員分書き上げておくと良いでしょう。
なぜなら、このタイミングで進めておかないと、とても短い修了式後〜3月末までに仕上げないといけなくなってしまうからです。
この時期は来年の準備に気が向いてしまう時期でもあると思います。
やっておくと年度末の負担が本当に少なくなります。
10.会計
続いては会計です。
学年会計や学級でもらっているお金の会計、クラブや委員会の費用としての会計など、多くの会計が1月末から2月初旬には締めになるかと思います。
会計は思っている以上に時間がかかってしまいます。
きちんと計算したつもりが、なぜか通帳と金額がずれてしまったり、領収書が数枚見当たらなかったり・・。
できる限り使い切った方がいいお金もあったりするので、冬休みのうちにできる限り進めたいところです。
11.デスクとパソコンの整理整頓
教室のデスク、職員室のデスクは物だらけになっていませんか?
パソコンのデスクトップがファイルだらけ、フォルダにいろんなものがぐちゃぐちゃな状態になっていませんか?
よく言われることですが、整理整頓ができていないと仕事の能率は下がります。
視覚的にも疲労が溜まりやすくなり、たくさんのものが目に入ることで判断も鈍ります。
私は特に紙類を溜めずにどんどん捨てます。
捨てて良いものか判断が微妙なものについては、写真やスキャンなどでデータ化して捨てるようにしています
12.年休簿、出勤簿、動静表の整理
長期休業の前には動静表を記入し、提出しているかと思います。
その内容に準じて、年休の届けを出したり出勤簿に出勤印を押したりするかと思いますが、
当初提出した動静表と、出勤の実際が変わってしまうことはままありますよね。
休みの終盤や新学期の最初に、3つの整合が取れているか確認しておきましょう。
特に、振替休は注意が必要です。
公的なものと、学校事情によるものなどの違いで、出勤印を押したり押さなかったりします。
微妙な場合は事務員さんに確認しましょう。
13.自己研鑽
続いては「自己研鑽」です。
やはり周りの先生や同期にどんな面でも遅れを取るのは悔しいですよね。
差をつけるためには、やはり人が休んでいる時にやるしかないと思います。
ただ冬休みは夏休みと違い短いのでなかなかここまでは手が回らないのが実情ではあります。
「研修・教育書」
「2学期以降の大物教材の略案作り」
おすすめの方法は夏休み編でも詳しく紹介している上記の2つではあるのですが、リフレッシュもとても大切ですので無理のない範囲でと考えておきましょう。
14.リフレッシュ
最後は「リフレッシュ」です。
やはりこれは必須でしょう。
冬休みは夏休みと並ぶ、数少ないしっかりと年休が使える機会ですので、しっかり遊んでしっかり休みましょう。
おすすめは
「学期中に土日以外の休みがあったらしたいこと」
をすることです。
私は「時間があれば・・」と学期中に思ったものをメモアプリに書き留めています。
終わりに
繰り返しになりますが、冬休みは夏休みと並んで、数少ないしっかりと年休が使える機会です。
プライベートの時間は自分の人生の時間そのものです。
やるべきことをしっかりやって、思いっきり羽を伸ばしましょう。
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