校外学習の準備!13のポイント

教育

この記事では「校外学習(遠足、社会見学)の準備」で確認するべきポイントをチェックリストとしてまとめています。

私が校外学習の準備を進める際、抜けがないように書き留めておいたメモをもとにまとめたものになります。

校外学習の準備に抜けがないように参考になさってください。

今回は「校外学習の準備」にスポットを当てます。

「校外学習の下見」「校外学習の前日」については別記事でまとめています。

「下見」についてはこちら

校外学習の下見で確認する9つのポイント
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「前日」についてはこちら

校外学習の前日やること12選
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「宿泊」に関しては別記事でまとめる予定です。

日時

まずは日時を決めましょう。

行事予定を見て都合の良さそうな日程をピックアップします。

体育大会などの行事には練習なんかも入りますし、研究授業の近くはしんどいという方もいらっしゃるでしょう。

ダブルブッキングのないよう、きちんと予定してください。

また、都合のいい日は他の学年と被りがちです。早いうちに決めてしまいましょう。

場所

日時と同時に場所も決めます。

学年と実態に応じた距離、内容の施設を選びます。

室内なのか屋外なのか、

どんな目的で行くのか(学習を絡めるのか、集団行動を学ばせるのか、何かを体験するのかなど)考えた上で決定しましょう。

学校によっては、学年によっていく場所が大体決まっているところもあります。

行程

下見に行くまでに、大体の行程を決めておきましょう。

・大きく何をするのか

・どういう順番で活動するのか

・どこで活動するのか

・移動時間との兼ね合いで、それぞれの活動でどれくらいの時間を使うのか

この程度を大まかに決めておきます。

下見

事前に決めた行程に沿って、実際のルートで下見を行います。

下見については、こちらの記事で詳しくまとめています。

校外学習の前日にするべきことについてはこちらをご参照ください。

下見の予約

施設によっては、事前に予約をしていないと下見を行えないところもあります。

突然訪問して、下見を断られることがないよう、念の為どの施設でも早めに連絡を入れておきましょう。

多くの施設では、下見の場合、無料で施設に入らせてもらうことができます。

当日の予約

下見の際に、可能であれば当日の予約もしてしまいましょう。

もちろん施設によっては、下見を待たずとも、事前に電話やFAXで予約ができる場合もありますので、早めにホームページ等で確認しておきましょう。

交通機関の予約

意外と忘れがちなのが、交通機関の予約です。

昨今はバスの利用が多くなっているので、旅行会社とのやり取りになるかと思います。

バスの台数にも限りがありますし、日によっては値段が上がる場合もあります。

日程を決める際に同時に進める方が無難かもしれませんね。

また、電車の場合も団体利用は予約が必要です。

最寄りの駅で予約を入れておきましょう。

しおり作成

子どもたちへの指導のために必須なのが、「しおり」ですね。

過去のデータが残っている場合もありますので、積極的に活用しましょう。

しおりに書くべきことは

・日時

・行き先

・行程

・持ち物

・服装

・注意

・メモ

・ミニワークシート

あたりでしょうか。

付き添いの依頼

こちらも早めに動いた方がいいものになります。

大体は調整してくださる先生が決まっています。

教務の先生が多いですかね。

管理職、担任外、支援、介助員などから数名割り振ってもらいましょう。

時間割の調整がありますので、校外学習が決まった時点で相談しておきましょう。

お金の確認

施設や交通機関へのお金の支払い方法も確認しておきましょう。

いつ、どのような方法で払うのかを確認し、事務員さんにお金の段取りをお願いしましょう。

当日現金払いの場合、お金を引き出しておかないといけません。

銀行の営業時間のこともありますので、ぎりぎりで慌てないようにしましょう。

届けの作成

校外学習に行く場合は、教育委員会に実施届を提出しないといけません。

大体、1週間前や2週間前までに提出という自治体が多いように思います。

役割分担

以上が大まかな校外学習の事前準備になります。

ここまでが確認できたら、学年で誰が何をするのかを分担しましょう。

日時と場所、下見は一緒に考えると思いますので、2クラスの学年であれば

・書類作成(しおり、届け、行程)

・予約関連(下見予約、当日予約、付き添い、交通機関予約、お金)

で分けてはいかがでしょうか。

事前指導

最後になりましたが、子どもたちへの事前指導はとても大切です。

基本はしおりに沿って行いましょう。

・しおりの内容

・目的の確認

・歩き方の指導

・並び方の指導

・あいさつの指導

・交通機関でのマナー

・施設のルール

・事後活動の確認

事前に指導をしているのとしていないのでは、子どもたちの取り組みへの姿勢がずいぶん違います。

終わりに

昨今は活動の制限が解除され、できる限りのことをさせてあげられる環境になってきています。

学習として有益なものにするためにも、子どもたちの大切な思い出を作るためにも、しっかりと準備をしてあげたいです。

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