校外学習の下見で確認する9つのポイント

教育

この記事では「校外学習(遠足、社会見学)の下見」で確認するべきポイントをチェックリストとしてまとめています。

経験年数の浅い先生から「校外学習の下見で何に気をつければいいのかわからない」「なんとなく上の先生について回ってしまった」という悩みを聞きました。

下見に行く際、抜けがないように参考になさってください。

今回は「校外学習の下見にスポットを当てます。

「校外学習の準備」「校外学習の前日」についてはこちらの記事でまとめています。

「準備」についてはこちら

「前日」についてはこちら

「宿泊」に関しては別記事でまとめる予定です。

経路

まずは経路の確認です。

特にしっかり意識したいのは、「歩き方」です。

・駅からどの道で行くのか

・道のどっち側を歩かせるのか

・信号はいくつくらいあって間隔はどれくらいか

・車通りはどうか

・どこで道を渡らせるか

・何列で歩くのか

などを人数に応じて、具体的に考えておきましょう。

特に行ったことのない場所は要注意です。

不意に自分が先頭を歩くことになる場合もありますので、しっかり意識しておきましょう。

そのほか経路に関しては

・何時何分の電車か

・バスなら何分かかるのか

・子どもの足ならどれくらいかかりそうか

などを確認しておきましょう。

当日必要なものの確認

施設によって、必要な書類があったり、お金が現金で当日払いだったりします。

施設の担当の方に、当日何が必要かは必ず確認しておきましょう。

集合場所・待機場所

駅で電車を待つとき、入場時間を待つときなど少しの待ち時間ができそうな時に、集合させる場所も考えておきましょう。

人数が多い学年は、分けて待機させることもあります。

駅などでは、ホームに入る時間や待機場所を指示される場合もあります。

乗り物を降りた直後のこと

意外に盲点となるのが「乗り物を降りた直後」です。

特に朝の時間帯の電車を降りた際は要注意です。

たくさんのお客さんがホームにあふれる中で、ホームのはしで一度待機するのか、大体の列になって移動するのか、とにかく先生について移動するのか、事前に考えておきましょう。

子どもたちへの事前指導も大切です。

集合写真の撮影場所

校外学習は思い出の写真を撮ってあげられる大チャンスです。

写真を撮っておくと、年度末のスライドショーや通信など色々使えて便利ですよね。

ただ、考えなしに撮っていると写っていない子が現れます・・

写っている写真ゼロを回避するためにも、集合写真を撮れそうな場所の目星はつけておきたいところです。

食事の場所

施設によっては昼食の場所が限られており、予約制の場合があります。

その予約も、前日までなのか当日までなのか、先着順なのか、いろいろなパターンがあります。

また、公園等の広めの場所の目星がついている場合も、雨天の場合はどうするかしっかり考えておきましょう。

トイレ確認

こちらは意識している方が多いかと思います。

「ここでは必ず行かせる」という場所だけでなく、緊急の場合にも備えてできるだけ多くのトイレを確保しておきましょう。

駐車場(バスの場合)

最近は電車移動ではなくバス移動も多くなっていると思います。

バスの場合は駐車場の有無の確認や、乗降場所の確認が必要です。

また、バスが駐車場で待つ場合は駐車料金が発生します。

旅行会社に確認しておきましょう。

アクティビティ確認

子どもたちにアクティビティを体験させる場合は、予約を取っておかないといけません。

こちらも先着順が多い上、感染対策で1回につき1校までという制限も増えてきているので、早めの確認が必要です。

終わりに

校外学習は子どもたちにとって、とても大切で楽しみな行事です。

引率する先生にとっては大変ですが、不足の事態にも対応できるよう、しっかりと下見を行なっていきたいですね。

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